秋の深まりとともに今年も新米の季節がやってきました。
今回のテーマである、「いまどきの、おひつがある風景。」。
食卓と言えば、かつては卓袱台だった時代。座布団をあてて、
使い勝手の良い、長く使える日用品の数々は、
そして、おひつと言えばお米。
11月3日(火祝) からは、「新米を囲む 美味しいごはんのおとも」もスタートしていますので、
また、今回の展示の中でおすすめしたい逸品のひとつ、「中津箒」
一般的には機械で裁断される穂先も、中津箒では殆ど切らず丁寧に揃えて柔らかく編込む為、
会期中には他にも2つのワークショップを開催します。
[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" たまプラーザ店(東急百貨店たまプラーザ店 2F)
[会期]2015年10月31日(土)~11月23日(月祝) 10:00~20:00
[ワークショップのご案内]
会期中、下記3つのワークショップを開催します。参加ご希望の方は、たまプラーザ店店頭またはお電話でお申込みください。
Tel:045-903-2082 Open:10:00~20:00
【ワークショップ 1】
中津箒 吉田慎司さんによる箒作り
(写真提供:中津箒 吉田慎司)
国産のホウキモロコシに、天然染料で染めた糸を使ってひとつひとつ手で編み上げる、100年以上の伝統ある中津箒。細かな場所のお手入れに便利な15cmほどの豆箒を作ります。動きやすい服装でご参加ください。
[日時]11月21日(土) 11:00~ / 13:30~ / 15:00~ / 16:30~ 計4回
[所要時間]約1時間
[定員]各回5名様
[参加費]2,160円(税込)
吉田慎司
1984年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。2007年中津箒に出会い、元京都支店の職人に箒を学ぶ。まちづくり山上入社。かつては日本中で使われていた伝統的な箒。原料の無農薬有機栽培から製造、販売までを行い、良質な箒と文化を残そうと活動している。
http://shinjiyoshida.main.jp
【ワークショップ 2】
司製樽 原田啓司さんによる桶作り
(右写真提供:池上芽衣)
桶(22cm)に竹のたがを締めるワークショップ。少し力のいる作業もありますので動きやすい服装でご参加ください。できたものは一度お預かりして徳島の工房に持ち帰り、底板をはめた完成品は約1ヶ月後のお渡しとなります。原田さん・池上さんが使い方やお手入れ方法も教えてくださいます。(※竹たがはだんだんと黄色っぽく経年変化します。左の写真は2年使用のものです。)
[日時]11月22日(日) 13:30~15:30
[定員]6名様
[参加費]8,640円(税込)
※ご予約が定員に達しました。キャンセル待ちを承ります。
原田啓司
1984年徳島県生まれ。地元にある桶・樽製造会社に勤め、工場長を経て2012年10月、徳島県阿南市にて桶・樽を製作する工房「司製樽(つかさせいたる)」を立ち上げる。工場長時代にそらぐみと作ったおひつは、2011年グッドデザイン賞を受賞。
http://www.tsukasaseitaru.com
【ワークショップ 3】
ごはん同盟による「やまたにやま定食」
(写真は昨年の様子です)
炊飯系フードユニット ごはん同盟さんに、やまざきさんの新米、能登・谷川醸造さんのお醤油や香川・やまくにさんのいりこを使った「やまたにやま定食」をご用意いただきます。お食事をいただきながら、美味しいお米の炊き方やいりこの出汁のとり方の秘訣を教わりましょう。
[日時]11月23日(月祝) 11:00~12:30/15:00~16:30 計2回
[定員]各回6名様
[参加費]3,240円(税込)
※11:00~12:30、15:00~16:30 の回ともにご予約受付を終了しました。
ご飯好きの、ご飯好きによる、ご飯好きのための、炊飯系フードユニット。「おかわりは世界を救う」という理念のもと、日夜、ご飯をおいしくいただく方法を生み出し、その成果を多くのご飯好きのみなさんと共有するための活動を行います。合言葉は、もちろん「おかわり!」。美味しいごはんをいただくために、西へ東へと飛びまわります!
http://www.gohandoumei.com