ゆかい社中そらぐみの仕事展
3つのワークショップの様子

- たまプラーザ店 - Posted by shop staff

CLASKA Gallery & Shop "DO" たまプラーザ店で、1123(月祝) まで開催していた「ゆかい社中そらぐみの仕事展」

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今回の企画では「いまどきの、おひつがある風景」がテーマでした。懐かしい風景を現代風に誂えた空間の展示のなか、3つのワークショップが行われました。

1つ目は中津箒 吉田慎司さんによる箒作り。

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国産のホウキモロコシに、職人がひとつひとつ染めた天然染料の糸を使って編み上げる豆箒を作りました。

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糸を巻きつけた道具を足で押さえ、引っ張りながら箒の柄を編み上げていきます。こうして編み上げた柄はとても丈夫で、ほとんど切らずに揃える穂先は柔らか。

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初めて見る箒作りはとても新鮮で、完成した箒を皆さま嬉しそうに眺めているのが印象的でした。

2つ目は徳島県・司製樽の原田啓司さんによる桶作り。

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予約がすぐに埋まってしまうほどいつも好評の桶作りは今回が3回目。竹で「たが」を締める工程を体験していただきました。

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細長い竹のしなりを活かして輪にしていき、木槌でたがを締めていきます。思いのほか難しいのですが、原田さんの楽しい指導と参加者の間に生まれた連帯感で、誰かが完成する度に拍手が起こり、全体が達成感に包まれていました

この後原田さんが桶を持ち帰り、底板をはめてからのお渡しとなります。たが締めを思い出しながら原田さんの丁寧な手仕事を目にしたときはきっとより愛着を持ってお使いいただけるはず。今から完成が楽しみです。

そして最後はごはん同盟による「やまたにやま定食」。

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茨城・お米農家やまざきさんの新米と瀬戸内・やまくにさんのいりこ、能登・谷川醸造さんの醤油を使った定食をいただく会。炊飯系フードユニット ごはん同盟さんに美味しいご飯の炊き方やいりこの出汁の取り方を教わりながら、美味しくいただきました。

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ご飯は当店でも販売している野田琺瑯のKAMADO(カマド)を使い、その場で炊飯。炊き立てをおひつに入れたご飯は格別で、いりこ出汁を使ったけんちん汁やほんのり甘めのお醤油と魚醤油いしるを使ったおかずの品々を前におかわりが止まらない様子でした。

また11月24日(火) からはハチミツ・ローヤルゼリー化粧品の「ホーケンフェア」を開催しています。皆さまのお越しをお待ちしております。