陶房 青・50の柄の「くらわんか」

- 日本橋店 - Posted by shop staff

CLASKA Gallery & Shop "DO" 日本橋店は "JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK" に参加し、長崎・波佐見焼の「陶房 青」の職人仕事をご紹介する『50の柄の「くらわんか」』展を開催中です。

"JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK" とは、東京の衣食住を扱うライフスタイルショップなどを通し、日本各地の伝統工芸品のPRや展示販売を行うイベント。今年は、ドーで日頃から赤ずきんや鳥を描いた器で人気の「M.Pots」も属する、「陶房 青」の職人仕事を紹介することとなりました。

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「陶房 青」は、1972年に創業された窯元で、波佐見町で多くの窯元が集まる中尾郷にあります。昔から陶作りが盛んな "陶郷中尾山" とも呼ばれたこの地で作られ描かれた蕎麦猪口や豆皿は、50柄が全て異なる染付で描かれた一点物。見て、使って楽しめる器をたくさんご用意いただきました。

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波佐見焼を代表する、厚手の茶碗に染付柄を描いた「くらわんか碗」。船上で食事や酒を売る商人が「餅くらわんか、酒くらわんか」と用いたことが由来となっており、現代にも受け継がれています。碗自体はしっかりとした厚みがありますが、小ぶりで持ちやすく、女性やお子さまでも毎日の食卓でお使いいただけます。

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草花紋や山水、陶房 青の染付野バラなど、立筆を用いて一点一点描かれた、作品のような器の数々。生地屋、絵付け師、窯焼きと各工程をそれぞれの職人が分業で手がけられているのも、陶房 青の特徴。ひとつの器に込められたたくさんの方の技術や情熱に思いを馳せ、感心してしまいます。

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一筆ずつ、人の手によって描かれた染付は、まさに波佐見の職人仕事です。400年以上の歴史がある波佐見町で作られた、「陶房 青」の器をぜひ店頭でご覧ください。

*「safuji のしごと展 2018」も10月29日(月) まで開催中です。ぜひあわせてご覧ください。

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[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 日本橋店(コレド室町3 2F)
[会期]2018年10月19日(金)~31日(水) 10:00~21:00
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JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK ウェブサイト https://jtcw.jp/