ただいま CLASKA Gallery & Shop "DO" 日本橋店では「megumi tsukazaki fair」を開催中です。
「水のような 空気のような 静かな陶」をコンセプトにデザイン・制作されている陶磁器作家の塚崎愛さん。日本橋店では初めてのご紹介です。瑞々しい硝子の釉薬と素朴な白い土を用いた代表作のジュエリーベースをはじめ、イヤリングやピアス、花器などの器を豊富にご用意いただきました。
水たまりをイメージしたジュエリーベースは、megumi tsukazaki 制作の原点となる作品。糸雨(薄水色)と月時雨(乳白色)と名付けられた、硝子釉ならではの透明感ある色味が、上にのせるジュエリーを綺麗に見せてくれます。各色4サイズございます。
アクセサリーも豊富にご用意いただきました。
こちらは「水粒風飾り」。白い粒はガラス釉のみを焼いたもので、つるんとした瑞々しい粒が揺れてさりげないアクセントに。
艶っとした丸いフォルムの「水滴飾り」はシンプルに硝子釉を楽しんでいただくデザイン。顔まわりが明るい印象になります。
上の「土飾り」はざらっとした土とつるっとした硝子釉の質感のコントラストが魅力のイヤリングです。
左の「メタテ風飾り」は焼き物の「目立て」の部分をピアスにしたもの。小粒で揺れるタイプなので軽やかさが出ます。
ジュエリーベースより一回り小さい「湧水小箱」は、湧き水をイメージした硝子釉が美しい小箱。大切なジュエリーをしまうのにぴったりです。
コンクリートをイメージしてデザインされた「石飾り」は、白い土に僅かに黒い土を混ぜた絶妙な色味。シンプルですっきりしているのに、その質感に土のあたたかみが感じられます。
川のイメージでデザインされた「河石飾り」は、貫入/白/土の3種があり、それぞれに素朴な味わいがあります。水滴の表面張力のように釉薬を施したブローチやヘアゴムもございます。
「1日の隙間の時間を、自分の器でお茶を飲んだりおやつを食べてほっと一息ついてもらえたら嬉しい」と語る塚崎さん。
そんなお茶の時間にぴったりなマグカップや小ぶりなリム皿、デザートカップなどが、白/貫入の2種でたくさん並びました。貫入とは釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のひび模様のこと。塚崎さんはコーヒーで染めることで貫入を引き立てています。
日々の生活の中で、目に入るとほっとする存在になれば...という想いで作られた塚崎さんの静かな陶の世界。空気のようなさりげない存在感を、ゆっくりとお手に取りながら感じていただければ幸いです。
会期は10月15日(火) まで。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 日本橋店(コレド室町3 2F)
[会期]2019年10月2日(水)~15日(火) 10:00~21:00
*作家在店日:10月15日(火) 15:00~21:00
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