山陰はどこか近くて遠い日本の辺境、なんて思っていましたがここ数年縁あって
島根に何度か足を運ぶ機会があり、次は鳥取!ということでこの夏ついに出かけてきました。
鳥取は民藝運動の影響を色濃く受けた場所。やきものをはじめ工芸に対する意識の
高い土地でもあります。まずは鳥取民藝館で予習をすませ、民藝割烹で腹ごしらえをして
さあ出発!県の文化観光局職員で元竹職人でもあるO氏のきめ細やかなアテンドで、
やきものに木工、和紙、など鳥取県の工芸の現場をくまなく堪能して参りました。
工芸を取り巻く環境は決して明るいものではないと知りつつも、恵まれた自然環境に囲まれ
創作活動をされている陶芸家の方々の暮らしぶりの豊かさたるや...。
まあモノではなく暮らしだなと改めて実感した旅となりました。
とはいえ鳥取だけでは飽き足らず、せっかくここまで来たならと県を越えた岡山にある
どうしても行きたかった古道具屋をのぞき、さらには島根にも足を運んでドー好みな
アイテムを求めて参りました。
そんな「とっとりあたり」の旅で見つけた工芸品に食材、はたまたアンティークまで、
ドーらしくお見せできればと思っております。
「トットリに行ってみつけたもの」展
2010年9月18日(土)〜10月11日(日祝)
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