木工作家・西本良太さんは、家具や生活道具などの木製品のほかに、アクリルや塩ビ管で作る小物など多岐に及んだ物づくりをされています。そのうちのひとつにユニークな発想から生まれたオブジェのシリーズがあります。以前「だるま」というタイトルで並んでいた作品を観たときに一瞬衝撃が走りました。その後、再び心を動かされた作品が「ice pop」です。

ミニマルなデザインでありながら特徴をしっかり捉えており、見ていると思わず笑ってしまうようなユーモアがあります。本展ではこれまで制作した作品もいくつかあわせてご紹介します。「今日はアイスを買って帰ろう。」そんな気分になる展示です。ぜひご覧ください。

（CLASKA Gallery & Shop "DO" バイヤー 神田麻美子）