ドー 二子玉川店、オープニングスタッフ募集!
スタッフインタビュー後編
『店舗スタッフの "その先" の話。』

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※ドー 二子玉川店オープニングスタッフの募集は終了しました。都内店舗の販売スタッフは引き続き募集中です。応募要項はこちら

2019年5月30日(木)、CLASKA Gallery & Shop "DO" 二子玉川店のオープンが決定しました!これに伴い、一緒に店作りを行っていただけるオープニングスタッフを募集します。

募集にあたり、CLASKA Gallery & Shop "DO" ディレクターの大熊健郎と、様々な形で活躍中のスタッフ4名をインタビューしました。ドーの店作りについて、またドーでの仕事について、生の声をご紹介します。ご応募を検討いただく際の参考にぜひご覧ください。

聞き手:落合真林子(CLASKA 企画編集)

> スタッフインタビュー前編『ドーの店は、こうつくる。』はこちら
> 二子玉川店のオープン情報はこちら


スタッフインタビュー後編
店舗スタッフの "その先" の話。


スタッフインタビュー後編では、販売スタッフを経て現在は違った立場でドーを支える仕事をしている3人に登場してもらいましょう。

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まずは、3人の紹介を簡単に。

今年で入社10年目を迎える宮城和美(写真中央)は、3店舗で販売スタッフや店長を経験した後、現在は CLASKA が発信する新アパレルブランド「HAU」の営業として活躍中。

藤川直子(写真左)は今年入社8年目。店舗スタッフを経て、現在は卸売を担当しています。

そして清水睦美(写真右)は入社3年目。店舗スタッフを1年経験後、現在は CLASKA ONLINE SHOP を担当しています。

────まずは、みなさんそれぞれの入社のきっかけについて教えてください。

宮城:もともとは、かつて CLASKA の傍にあったカフェを併設した雑貨店で働いていました。ご近所さんということで、ディレクターの大熊さんがたまにお店に来てくださっていて...それがご縁となって、2009年にドーの2号店が渋谷パルコにオープンするタイミングでお誘いをいただき、入社をすることになりました。

藤川:私は前職で広告写真関連のマネージメント業務に携わっていました。その前はアパレルショップで働いていた経験もあったのですが、洋服ではなくもう少し "日常" に近いものに関わる仕事がしたいと思い、2011年にたまプラーザ店のオープニングスタッフ募集をしていた際に応募しました。

────清水さんの前職は、なんと銀行員だとか。

清水:そうですね、まったくの異業種です。もともと雑貨店が好きで、将来的に地元に帰って店をやりたい、という夢を持っていました。お客さんとして日々いろいろな店を見ていて、ドーも好きなお店の中の一つだったんです。そんな時、たまたまドーがスタッフ募集をしていて。

────将来の目標を実現するための学びの場として...という感じでしょうか。

清水:はい。そもそも、どういう形で店というものが成り立っているのか、といったことを全く知らなかったので、「一度実際に現場で働いて色々学びたいな」という思いがありました。

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────みなさんそれぞれの思いがあって入社されて、現在は店舗スタッフとは違った形でドーに携わっています。宮城さんは現在「営業」として、CLASKA 発のオリジナルアパレル「HAU」を担当されていますね。

宮城:HAU は卸売もしているので、全国のセレクトショップなどの卸先様とのやりとりや展示会でデザイナーの藁谷真生さんと一緒に商品説明をする、といったことが業務の中心になります。店長時代は自分が商品を仕入れる側でしたが、今度は仕入れていただく側に。HAU 関連業務のほかにも、伊勢丹で展開している常設コーナーなど直営以外の売り場の運営サポートにも携わっています。

────藤川さんは入社当初から、現在担当されている卸売のような「B to B」の仕事をしたい、という思いがあったとか。

藤川:そうですね。入社面接の際に「後々、B to B の仕事をしたいんです」という話を大熊さんにしたのを覚えています。前職が B to B で企業がお客さまだったので、その経験を活かせたら、という気持ちもありました。当時のドーは既に卸売をスタートさせていたのですが、今後、よりそれを発展させていくこと、それから対百貨店の業務なども増えていくことが予想されている中で、今後そういった仕事をする人も必要になってくるだろう......ということで、採用してくださったのかもしれません(笑)。

────卸売で扱う商品も年々増え、ここ数年は韓国・香港・台湾などのアジア圏を中心に、アメリカやヨーロッパなど海外からの問い合わせも多くなってきました。卸先の方々との会話は、店頭で買ってくださる一般のお客さまとはやはり異なりますか?

藤川:そうですね。いちユーザーとしての意見プラス、売り手としてビジネス的な視点を交えてご意見をいただくこともあります。直営店だけではカバーできないエリアのお客さまの声や反応は貴重な情報なので、ありがたいですね。現在お取引させていただいているお店は、200~300軒くらいでしょうか。

────清水さんは、店舗からCLASKA ONLINE SHOPへの異動ですが、やはりだいぶ環境は違いますか?

清水:それが...。思っていた以上に「お店」だったな、という感じなんです(笑)。

────というと?

清水:CLASKA ONLINE SHOP は、配送を除く業務を私含め2名で行っているので、店舗だと店長に任されているような仕事を自分でやるようになって。発注や仕入れ、作家さんと直接やりとりをすることも多いです。店長という立場じゃなくても、こういったことに関わることができるんだな、という発見がありました。普段はお客さまとのやり取りを中心に、掲載商品の撮影のサポートをすることもあります。

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時には CLASKA ONLINE SHOP 商品ページ用のモデルを務めることも

────店頭での接客とはまた違ったお客さまとの関わり方がありそうですね。システマティックで単純な世界かと思いきや、結構アナログな部分もありますよね。

清水:そうですね。「無事届きました!」とか「思っていた通りの商品ですごく嬉しい」といったメールをくださる方も結構いて...。こちらも嬉しくなります。ただ、接客面でいうと「対面じゃない」というところに最初は戸惑いました。商品の素材の表情も言葉で伝えるしかないし、直接商品をお見せしながら接客ができない分、もしかしたら店舗スタッフよりも商品知識を深く持っている必要があるのかもしれません。店舗を経験していてよかった、と思います。

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CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店

────なるほど。店舗経験ももちろんそうですが、個人的には銀行員時代を感じさせる、お客さまとの丁寧なやり取りが印象的です。 先ほどの藤川さんの話もそうですが、別の業界を経験した強味ってありますよね。前職での経験を生かして、新しい仕事を生み出すことができるかもしれない。

藤川:そうですね。今後、商品開発を強化したいなと思っています。ドーの卸売は、すでに店頭で販売している商品を扱うことが多いのですが、定期的かつ計画的に企画開発をしたり、卸先の皆さまからいただいた声を新たな商品作りに反映できたら、と。

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宮城・藤川は日頃 CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店奥のオフィスで勤務

────ここで宣言した、ということで(笑)。何か新しい試みが始まるのが楽しみです。

宮城:いいですね。与えられた仕事以外にも、「こういうことがやってみたい」ということがあれば、チャンスを与えてくれる職場だと思います。基本的に各店舗でおこなうフェア・企画展の企画は店長主導ですし。

清水:私もそれは感じます。銀行員時代はまさにマニュアルの世界だったので、ドーは自由すぎて(笑)。でもドーに勤務してからの方が、より責任感を持って仕事をするようになったかもしれません。「任せてもらえる」というのが、大きなモチベーションになっています。

────宮城さんは入社10年目で、はじめての営業職です。HAU はまだスタートしたばかりのブランドですが、今後の目標などはありますか?

宮城:先ほどお話した卸先の皆さまとのやり取りのほかに、商品の制作や販促方法などについて藁谷さんと会話をしながら進めることも多いのですが「一緒に仕事していて、すごく自然です」と言ってくださって。それがすごく嬉しかったです。CLASKA ONLINE SHOP で藁谷さんの連載を展開して服作りの背景をご紹介するなど、新たな取り組みにも挑戦しています。これからも丁寧に、大事にブランドを育てていけたらいいなと思っています。

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HAU デザイナー 藁谷真生と、2019 A/W 展示会にて

────最後に、これからドーで働きたいと思っている方に、メッセージをお願いします。

清水:私が転職する時に、「 "好き" を仕事にしないほうがいいよ」というアドバイスをくれた人もいました。でも入社して3年経ちますが、商品を知れば知るほどより愛着がわくようになって。自分が良いとおもった商品は「売りたい!」と思うし、私の中では好きを仕事にしたことはプラスに働きました。「好き」は大きなパワーになると思います。

藤川:店頭に立って商品を販売する人も、私たちのように販売スタッフ以外の立場の人も、すべて繋がっているな、と思います。だからもし、「ドーの世界観は好きだけど、販売スタッフは...」と思っている方がいたら、色々な活躍の道はあるので、まずは応募して欲しいなと思います。

宮城:販売職を経験された方であれば、「長期間務めたいけれど、店長になったらその先はどうなるんだろう?」という思いを一度は抱いたことがあるかもしれません。私自身、長く店舗スタッフ・店長職を務めてきましたが、現在、会社としても新しい試みとなるプロジェクトを担当させてもらっています。先ほど清水さんも言っていましたが、これまでに培ってきた商品知識やお客さまからいただいた言葉、仕入れ先の方とのやり取り、すべてが今の仕事に役立っている気がします。もし興味を持ってくださるならば、是非。一緒にドーを盛り上げていきましょう!


以上、インタビュー前後編を通して、ドーの店作りやドーの仕事についてご紹介しました。

新しいお店のスタートから店作りに携わりたいという意欲のある方、また販売スタッフの先も見据えたキャリアをお考えの方。CLASKA Gallery & Shop "DO" 二子玉川店で一緒に働いてみませんか。スタッフ一同、ご応募をお待ちしております。

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