「TREE + こんなツリーがあったら こんな格子柄があったら」が10月31日(土) から始まりました。CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店で、2年ぶり5度目となる堀井和子さんの企画展。楽しみにしてくださっていた方も多く、初日は多くのお客様で賑わいました。
今回メインとなるのは、企画展のタイトルにもなっているツリー。堀井さんが1丁目ほりい事務所を始めた当初から作ってみたかったという、"クリスマスだけではないツリーとオーナメント"が形になりました。
木工作家 吉川和人さんと打ち合わせを重ね、出来上がったのは栗の木のツリー。栗の木の、少し荒々しい木目と表情はまるで森の中にある自然の幹のようで、堀井さんもすぐに気に入られたそう。
ツリーに飾られたオーナメントも、今回の展示のために堀井さんが用意されたもの。鋳物は盛岡の釜定工房にお願いして、なんと3年越しで完成しました。陶器は野田敬子さんによるもので、白と素焼きの円形のオーナメントがツリーにすんなりと馴染みます。ガラスは木村硝子店さんと相談を重ね、表情が1つ1つ異なるドーナツ型と楕円形のものが出来上がりました。
今回は堀井さんと一緒に作ったCLASKA Gallery & Shop "DO" オリジナルのテキスタイルもたくさんご用意しています。「堀井さんが欲しかったデザインを」と描いていただいたものを、シルクスクリーンプリントでのせました。
ありそうでなかった遊びのあるデザインは、毎日のお食事での使いやすさや、料理をする際に元気が出る色合いなどを考えて描かれたとのこと。
のびのびと描かれたアーティチョークやチーズ、鳥や太陽に、リズム感のある手書き文字が重なり、見ているだけでワクワクしてきます。これらのテキスタイルは、テーブルクロス、エプロンやバッグで展開しています。
壁一面に貼られているのは、堀井さんが1点1点手作りされたコラージュのポスター。
2パターンの題字「EXPOSITION」「AFFICHES ORIGINALES」と会期だけ印刷し、あとは色とりどり、形も様々に紙を貼って作られました。自宅のドアや壁に貼って気軽に楽しめる作品です。
人気のプレート類も、今回は色々ご用意いただきました。
使いやすい「Φ16cm 磁器プレート」は、金色のリムのものが初登場。シンプルながらも贅沢な雰囲気で、モンブランやタルトタタンなどしっかりした洋菓子などが映えます。
「Φ10cm のばしプレート」は、ガラスをのばして作られたもので、なめらかな円形と1枚ずつ異なる表情、また光が反射して生まれる流れが魅力です。ペーパーウェイトとして、また、小さい和菓子などをのせる小皿として使うのが堀井さんのおすすめとのこと。
初日は堀井さん自らがガイドしてくださるギャラリーツアーも行われ、大盛況でした。1つ1つの作品の由来やおすすめの使い方などを丁寧に説明してくださり、ご参加いただいた方も皆さま熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
このブログでご紹介できなかった作品も盛りだくさんでご用意しています。会期は12月6日(日) まで。クリスマスはもちろん、それ以外の時期でも飾っておきたくなるツリーや、毎日の食卓が楽しくなるテキスタイルやテーブルウェアの数々をご覧に、ぜひCLASKA Gallery & Shop "DO" 本店へお越しください。ご来店をお待ちしております。
[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店(CLASKA 2F)
[会期]2015年10月31日(土)~12月6日(日) 11:00~19:00
※ご購入いただいた一部の商品は会期終了後のお渡しとなりますので、ご了承ください。