CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店では「TOKYO SAIKAI Exhibition 2017」を開催中です。
波佐見焼を中心に、オリジナルテーブルウェアを展開する東京西海。今回は新ブランドや新商品のお披露目に加え、人気の既存ブランドがほぼ全商品並びました。東京西海の器がここまで集まって販売されるのは初めてとのこと。
5つのブランドを少しずつご紹介します。
Sabato
イタリア語で土曜日を意味する「Sabato」という名前を持つこのシリーズ。
アオイ・フーバーによる朗らかで彩り豊かなイラストレーションと、ドリルデザインによって綿密にデザインされた形状、そして日常の器を作りつづけてきた波佐見焼の知識と技術が合わさって出来た、見て楽しく使い勝手も良いセラミックウェアです。
SOLE(太陽)やCASA(家)など、休日に向けた土曜日のワクワクした気持ちを連想できる絵柄はどれもカラフルでリズミカル。手にとって、次の週末を思い浮かべながら選ぶのも楽しみの一つです。
今回は「MARE」と「FUGA」という、今後発売予定の2つの新シリーズがお披露目となりました。展示されている開発過程のイラストとともに、ぜひゆっくりとご覧ください。
NUPPU
国内では初お披露目のブランド、NUPPU。
「たった一度しかない子ども時代に寄り添う、サステイナブルなテーブルウェアを」と、フィンランドで活躍するマイヤ・ブオスカリによるデザインで新たに誕生したブランドは、小さな両手マグ・プレート・ボウル・スタイ・木のスプーン、5点セットでの販売です。
子どもにも気軽に陶器を使ってほしい、という想いから、なんと割れてしまった商品の無償交換にも対応されるそう(1点のみ、保証期間は購入から3年)。シンプルなデザインのため、子どもが成長して大きくなっても使い続けられるのも魅力です。
HASAMI PORCELAIN
篠本拓宏(tortoise)のディレクションによるブランド。
プレートやボウル、ティーポットやボトルまで、バリエーション豊富な形状が、素焼き・白・黒の3色で展開されています。
HASAMI PORCELAIN は1F のCLASKA Restaurant "kiokuh" のランチでも使用しています。
実際の使用感や、お料理を盛り付けた際の雰囲気など。美味しいランチをお召し上がりいただきながら、ぜひお確かめください。
Common
丁寧にフォルムを整えた、国籍や時代に左右されないテーブルウェア「Common」。
安定した品質と価格帯はもちろん、角田陽太による滑らかで普遍的なデザインと、揃えても色とりどりにしても楽しいカラーバリエーションは、長くご愛用いただける定番品としておすすめです。
URBAN FOREST
こちらのブランドは今後の商品化が未定とのことで、とても貴重な展示です。
アレクサンドラ・スターミロビック、アンナ・レリンダー、イヴァ・ヴァフラン、マグダレーナ・ニルソン、ヨウコ・アンダーソン。5人の作家によるテーブルウェアを展示販売しています。一点ずつ手作りで作られた個性豊かな作品をお愉しみください。
会期は10月22日(日) まで。東京西海のテーブルウェアが一堂に揃う貴重な機会を、どうぞお見逃しなく。
[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店(CLASKA 2F)
[会期]2017年10月13日(金)~10月22日(日) 11:00~19:00
また、10月19日(木) までは東京西海と同グループの西海陶器による新ブランド「西花」の展示会が、CLASKA 3F Studio B で開催されています。新ブランドの展示のみとなり商品の販売はありませんが、どなた様もご覧いただけます。
全国に普及してから半世紀もの間、波佐見焼は日常食器として庶民の食生活を支えてきました。
「西花」は、長く続いてきた良質な波佐見焼とその技術を見つめ直し、日の当たる場へと導いていく標としてこのたび発表されたブランド。その第一歩として、「ゆめじ」や「まんりょう」などのロングセラーをはじめとした染付の柄六種が再構築され、様々な形で展開されています。
手仕事で施された絵柄は日々の食卓に馴染み、暮らしを彩ってくれます。
新ブランドをいち早くご覧になれる貴重な機会ですので、ぜひ「TOKYO SAIKAI Exhibition 2017」と合わせてお立ち寄りください。
西海陶器 新ブランド「西花」展示会
[会場]CLASKA 3F Studio B
[会期]2017年10月17日(火)~19日(木) 10:00~18:00
お問い合わせ先:西海陶器株式会社 Tel:0956-85-5555