CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店では「初笑い 佐原張子・鎌田芳朗さんのお面展」が始まりました。
千葉県香取市にある水郷の里・佐原で唯一無二の張子作りを続けて60年となる、張子職人・鎌田芳朗さん。
鎌田さんが作る、えもいわれぬ表情と愛嬌の張子には、老若男女を問わず熱烈なファンが多くいらっしゃいます。今回は鎌田さんが作る張子のお面にスポットを当てた小さな作品展を開催しています。
お面の種類は、おたふくや狐、兎、梟、鶏など。昔からずっと作られてきたものに加え、鎌田さんが独自に作り上げたものまで、色々とございます。ひとつひとつ型を取り、紙を貼り、丁寧に絵付けする。その工程を経て鎌田さんによって生み出されたお面はどれもが愛嬌に溢れ、民芸や工芸という枠を越え、昔ながらの郷土玩具という姿がいきいきと感じられます。
一同に飾られたお面の数々。カラフルな色合いや1点ずつの表情の違いが楽しく、アートのような感覚も愉しめます。
お面のサイズは小さなものも。気に入ったお面を壁に飾って日常の中でふと眺めれば、心穏やかに、ほっとした気持ちになれそうです。
お面のほか、今年の干支である戌(いぬ)にちなんだ犬張子と達磨も少量ですが作っていただきました。ころんとしたなんとも可愛らしい姿がたまりません。
洋のインテリアにも馴染み、部屋の棚にそっと置くだけで周りの空気をやわらかくしてくれます。毎日の生活を見守ってくれるようです。
会期2日目に、鎌田さんご本人も会場にお立ち寄りくださいました。朗らかにお話しされ、やわらかく微笑む姿が、どこか張子の持つあたたかな表情にもにじみ出ている気がします。
招き猫や猿張子、干支達磨なども追加で少量お届けいただきました。*1月18日(木) 追記
ひとつひとつの表情がまったく異なるので、気に入ったものを見つけましたらどうぞお早めに。
初笑い 佐原張子・鎌田芳朗さんのお面展
[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店(CLASKA 2F)
[会期]2018年1月13日(土)~31日(水) 11:00~19:00 *会期を延長して開催中、現品限り売り切り次第終了
*お面・犬張子作品ともに販売します(一部作品を除く)。ご購入いただいた作品はその場でお持ち帰りいただけます。作品は展示品限りで、売り切れ次第終了となりますのでお早めにお越しください。
*写真はすべて本ブログ掲載時のものです。最新の展示・在庫状況についてはお問い合わせください。(CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店 TEL 03-3719-8124)