CLASKA Gallery & Shop "DO" 仙台店では「竹俣勇壱 展」を開催しております。
石川県金沢にアトリエとショップを構え、伝統や手工芸といった枠にこだわらず、ジュエリーや生活道具を製作されている金工作家の竹俣勇壱さん。ドーで初開催の今回のイベントでは、カトラリーをはじめ様々な器をご紹介しています。
柄が細長く先に重心のあるカトラリーは、金属の板を叩いて形成する鍛金技法を用いて作られた竹俣さんの代表作。
華奢な持ち手とボリューム感のある先端部分がアンバランスで不思議な魅力があり、ずっしりとした重みを手の先で感じていただけます。
洋食器が輸入され始めた頃の金型を生かした ryo シリーズ。
古陶磁などを扱う古道具店「さる山」を主宰をする猿山修さんがデザインを行い、新潟県燕市の田三金属がプレスをしたものに竹俣さんが古色仕上げを施し、アンティークな風合いに仕上げています。
カトラリー以外にも、真鍮や銅などを用いた様々な生活道具が揃いました。
tayo のテープカッターは、デザインだけではなく、機能性も重視されています。
"tayo" とは、その音から連想するように '多様' であることを主なコンセプトとして掲げたブランド。また、製作を担当している長井製作所の長井勉さんと長井晃さん、竹俣勇壱さん、デザイナー猿山修さんの、それぞれの名前の頭文字も表しています。
真鍮や銅のカップは、使ううちに経年変化が楽しめ、味わい深い雰囲気になっていきます。
会期初日には、竹俣さんも金沢からお越しくださいました。
開催は2月24日(日) までです。ぜひこの機会にお立ち寄りください。
[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 仙台店(仙台パルコ2 2F)
[会期]2019年2月2日(土)~24日(日) 10:00~21:00 *2月19日(火) は全館休業
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